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トップページ フォーラム 口呼吸問題・対策 口呼吸が全身に及ぼす影響

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    jfir事務局jfir事務局
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    口呼吸とは、「口呼吸とは、吸う息か吐く息をどちらかでも慢性的に口で行う状態のこと。さらにポカンと口が開いた開口状態も含める」と定義されるでしょう。本来捕食、摂食のみに使われるべき口を呼吸のために使用した状態で、専門家による診断では60~80%近くが慢性的口呼吸状態にあるとされます。
     口呼吸の原因は、1)鼻や咽頭、気道など呼吸器官の問題2)口の問題3)その他に分けられます。1)の鼻の問題では、通年性鼻炎や花粉症、副鼻腔炎、アデノイド肥大、口蓋扁桃肥大、鼻茸、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、などがあります。2)では口輪筋、咀嚼筋の虚弱、歯列不正、舌の悪習癖、舌小体短縮などがあります。3)では、寒暑などの環境条件や姿勢、激しい運動時や集中時などの心身の状態によるもの、そして習慣性口呼吸が上げられます。
     口呼吸は私たちの体に様々な悪影響をおよぼします。それらも上に習って3つに分けて解説しましょう。
    1) 鼻や咽頭、気道の病気
    慢性扁桃炎、慢性上咽頭炎、気管支喘息、繰り返す急性上気道炎、誤嚥性肺炎などの原因となります。
    2) 口の病気
    歯列不正、歯周炎・歯周病の悪化、プラークの付着、虫歯増加、ドライマウス、不良咀嚼、嚥下困難、口内炎、口臭などの原因となります。
    3) その他の病気
    猫背や鳩胸などの姿勢不良、いびき、集中力低下(他動状態)、倦怠感、うつ状態など心身の不調を来します。
    また病巣疾患といって、IgA腎症などの腎臓病、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症などの皮膚病、関節リウマチや筋炎などの自己免疫病など他の臓器に二次性の疾患を引き起すことがあります。これは口呼吸から、慢性扁桃炎、歯周病など慢性炎症が引き起されることによります。
     最近は、PM2.5など大気汚染の問題も無視できません。一日に私たちが体に取り込む空気の量は約1万リットルにも及びます。なんとペットボトル2万本分(500cc換算)です。これには様々な微生物、汚れが含まれています。口呼吸はそれらをろ過することなく肺へと送り込んでしまいます。大気汚染によりうつ病や早産・流産、心筋梗塞はたまた近視が増えるという報告もあります。できるだけ鼻呼吸をして生活したいものです。

     
    今井一彰

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