JFIR広場

  • このトピックには7件の返信、3人の参加者があり、最後に澤田石 順澤田石 順により2週前に更新されました。
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    投稿
  • #398
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    みらいクリニック今井です。
    コロナ後遺症関連に関しては今後はこちらでお話しが出来ると良いかと思います。
    新型コロナ感染症の流行から程なくしてコロナ後遺症(LongCOVID)が話題となりました

    ※ここではコロナ後遺症を海外の文献に習ってLongCOVIDと記します。ポストコロナなど
    の言い方もあると思いますが、まだ何を持ってコロナ後遺症とするのかが定まっていない
    状況ですので、LongCOVIDといたします。いずれの用語を使っていただいてもいいかと思
    いますが、なるべく混乱しないよう気を付けます。
    ※コロナ後遺症では、ICU症候群やPTSDなども含まれると思いますが、ここでは極度の疲
    労、嗅覚脱失、脱毛、ブレインフォグなどを指し、呼吸器の治療などがないにもかかわら
    ず生じた様々な症状のことを指します。
    当初よりLongCOVIDは、慢性上咽頭炎ではないかと推察していました。昨年9月にPCR陽
    性で解熱後にもかかわらず倦怠感、嗅覚脱失、うつ状態の男性のE-EATを行い、CEPの改
    善に連れ心身の症状が改善したケースを経験しその思いを強くしました。
    2021年2月7日に相田歯科耳鼻科にてLongCOVID外来を行ったところ、極重症のCEPを立
    て続けに2例経験しました。
    この掲示板では様々な立場の方が見ていると思いますので、画像などの供覧はしませんが
    、長年E-EATに付いてくれている当院のナース達に見せても一様に驚くほどの重症でした

    タイトルの通り個人的には「LongCOVID≈ME/CFS≈CEP」といってもおかしくないのでは
    ないかと思っております。
    また当院でEATを受けていた方がコロナを発症するというまだ珍しいケースにも遭遇しま
    した。
    その方は1週間ほどで改善し(嗅覚脱失はあったようです)、受診時にはLongCOVID症状
    は無かったのですが、興味本位で内視鏡をさせていただきました。
    上咽頭に増悪の所見無く、きれいなものでした。鼻うがいや口テープなどネイザルケア(
    もちろんEAT)も、コロナの重症化やLongCOVIDを防ぐのではないかとも感じました。
    いろんな観点から皆さまとご意見を交わしたいと思っております。まだまだ私も経験が足
    りませんので、積極的にLongCOVIDの治療をしていきます。
    現在でもEATが憚られるという施設もあると思いますので、是が非でもとはいきませんが
    、やはりEATの普及に努めていく必要があると強く思う次第です。
    どうぞよろしくお願いします。

    #400
    堀田 修堀田 修
    参加者

    今井先生、投稿ありがとうございます。患者さんのご了解が頂けるのであれば上咽頭所見の画像なども公開していただけると私たちの理解がより深まると思います。
    Long-COVIDの慢性疲労症候群様の症状を呈する患者さんの根本に今井先生が示されたような激しい慢性上咽頭炎が存在するケースが多いのではと推察しております。それほど多い疾患でないので、こういうケースを経験した医師がJFIR広場で経験したケースにつき情報交換として症例を積み重ねていくことがコロナ後の深刻な症状で悩んでいる方々の光明につながるのではないかと期待しております。

    #403
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    承知しました。今度了解を得ます。

    #404
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    本日の症例について。

    20代男性 倦怠感、息苦しさ、不安感
    昨秋より突然発症、心療内科数件受診し不安障害と診断されルネスタを服薬中
    改善しないため受診
    動悸、めまい、不眠、ゲリ、慢性疲労などの多愁訴

    内視鏡では上咽頭全面にわたる敷石顆粒状変化がありEATでは出血(擦過は経鼻のみ、写真供覧)。

    発症原因は不明で、風邪などの思い当たる切掛もなく、プライベートでのストレス、悩みなどもなし

    このケースがややもすると「コロナ後遺症」とされている可能性があるのではと思います。木村盛世先生も指摘していましたが、これまでも上気道炎の後には見られた症状で、コロナだけが特別なわけじゃないと。

    ところが報道などを見て「どこかで感染したかも知れない」「熱があったからコロナだ、検査はできなかったけど」と言う人が続々出てきてもおかしくないと思います。

    慢性上咽頭炎あるいは重症者はME/CFSと出来れば治療にも道筋がついていくのではと思っています。

    今の状況では、”精神的なもの”と一蹴されてしまうおそれもありますので、やはりPCR陽性者をしっかりと追っていかねばならないですね。けっして検査ができず症状で苦しんでいる人を軽んじるわけではないです。

    #408
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    こちらが上記症例の写真です。

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    #410
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    コロナ後遺症外来と銘打ってEATを行っている医院で何回やっても治らないと相談に見えました。
    これが当院での内視鏡(EAT前)、これでEAT専門、コロナ後遺症治療としてしまっては、EATの評判はがた落ちですね。
    もちろん擦過後は大出血でした。

    手技の標準化が待たれます。この方もかなり不信感を抱いておられました。

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    #412
    今井 一彰今井 一彰
    参加者

    5月9日(日)に相田歯科・耳鼻科(荒川)にて特別外来を行います。
    もし見学ご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください

    JFIR会員医師のみ受け付けます。
    EATをさらに普及させるためこれからも取り組んで参ります。

    #421
    澤田石 順澤田石 順
    参加者

    今井先生、堀田先生、皆様へ。ME/CFS、FM、HPVワクチンの患者さんに関わっている内科医師です。澤田石 順と申します。2新型コロナ後遺症におけるCEPにつき、私も実は予感してました。素晴らしい仕事に敬意を評します。

    後遺症のことのみが話題ではないですが、4種類の病態についての拙文を書きました。冒頭のみ記します。本文は dropboxに置いてます。クリックすると閲覧・ダウンロードできると思います
    —-
    ■上咽頭炎が脳脊髄液が排出される嗅神経経路を介して、逆行性に脳室周期器官及び視床下部の炎症/機能異常をもたらしているのではないか?
     筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)/線維筋痛症(FM)/HPVワクチン接種後症候群(HANS)/新型コロナ後遺症の患者の病態や治療についての考察に関するメモ version 1.2
                  version 1.0 (2019/12/12)
                  version 1.1 (2019/12/18)
                  version 1.2 (2021/9/10)
                       by 澤田石 順 jsawa@nifty.com
    (※このメモにおいて、http等で示される部分はマウスクリックするとネットに飛びます)
    ・本文書の平文テキストはこれ⇒ https://www.dropbox.com/s/n2m07pwy1kgjb65/20210910_%E5%97%85%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%B6%B2%E3%81%A8%E4%B8%8A%E5%92%BD%E9%A0%AD%E7%82%8E.txt?dl=0
    ・本文書のPDFはこれ⇒ https://www.dropbox.com/s/loduyu5hijh7i0b/20210910_%E5%97%85%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%B6%B2%E3%81%A8%E4%B8%8A%E5%92%BD%E9%A0%AD%E7%82%8E.pdf?dl=0 )

    @@はじめに
     2019/12/12の最初のメモ(version 1.0)では、慢性上咽頭炎(CEP)が嗅神経に沿った脳脊髄液の鼻咽頭への流れを鬱滞しているのではないかと記しました。篩骨師板を貫通する嗅神経経路は脳脊髄液を抹消のリンパ管に排出する Glymphatic system 経路の一つ。そのメモを記した後に、堀田修先生の総説『慢性上咽頭炎の関連が示唆される多彩な病態と上咽頭擦過療法に関する考察』(口腔・咽頭科/3巻1号 p.69-75, 2018)を知りました。まさに、そのことに言及されており驚いた次第です。
     J-STAGEに抄録が掲載され、PDFの論文を無料でgetできます⇒ https://www.jstage.jst.go.jp/article/stomatopharyngology/31/1/31_69/_article/-char/ja/
     ※総説の引用文献へのリンクもありますので、是非とも辿ってお読み下さい。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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