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2020年9月24日
#307
酒井秀俊先生
はじめまして 鍼灸師の松森裕司と申します。
鍼灸師は漢方薬を処方はできませんが、鍼灸治療のプラスになればと漢方の勉強もしています。
井齋偉矢先生と同じ志をもたれている、四日市市の安井廣迪先生からも漢方の興味深いお話を伺っております。
日本には日本漢方、中医学、折衷派etc. いろいろな考え方があり、漢方独自の用語も現代医学を学んだ先生方には敷居が高いかもしれません。
その点、井齋偉矢先生の考え方は薬理学やEBMに慣れ親しんだ先生方には解りやすいものかと思います。
東洋医学的に診ると、EATは、上咽頭部の微小循環障害(お血)に対する刺絡療法かと想像します。
微小循環障害に至らないためには、どのような対処法が必要であるのか、直接 EATのみの処置だけではなく、間接的ではありますが、東洋医学(漢方・鍼灸)からも検討が必要かと感じています。