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トップページ フォーラム 口腔機能と全身 口腔ケアと新型コロナウイルスの拡散予防についての私見

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    吉田 律樹JFIR 事務局
    キーマスター

    本年5月、Korea UniversityのJin Gu Yoon氏が新型コロナウイルス重症急性呼吸器症候群におけるウイルス量に対するクロールヘキシジンうがい薬の影響という論文を発表し、うがい薬は2時間唾液中のウイルス抑制に有効であるという結果を公表した。この研究から導かれることは、感染の可能性がある場合、人と会う前にしっかり抗ウイルス性の洗口剤でうがいをするということが大切だと読み取れます。この研究によって、感染予防の一つととして含嗽を含めた口腔ケア活用への道ができたと考えます。

     

    一方、先日、新聞の朝刊を見ていたら「うがい薬で予防を! 大阪府知事の呼びかけに批判も」という小見出しが目に入りました。そして早速ネットで調べましたところ、吉村大阪府知事と松井大阪市長が8月4の記者会見で、市販のポピドンヨードを含むうがい薬 イソジンを使い、発熱症状のある人らにうがいを呼びかけたとありました。この報道の裏にはホテル療養中の41人を対象にポピドンヨードを使い、嗽いした人はそうでない人に比べ、PCR検査の結果、陰性である割合が高いことが判明した。この結果に専門家から「うがいの呼びかけは科学的でない」との批判が出た。そしてNPO法人臨床研究適正評価教育機構の桑島理事長が「科学的とは言い難い。始めてしまった呼びかけを止めろとは言わんが、きちんとエビデンスを集めるための研究も進めるべきだ」とコメントしている。それでは一国民として桑島さんに質問したくなる。マスクをするとどれだけ感染拡大を予防できるのかエビデンスを出せと。ここでわかってくるのは、専門家という人たちも何もわかっていない、エビデンスを持っていないということである。冷静に判断し、人体に為害性のないものであれば、角度や視点を変えてどんどん挑戦すべきである。なぜなら人類存続の危機がまさに迫っているその時であるから。そして、専門家は新しい知見が出てきたときに、冷静かつ客観的に、謙虚になるべきである。

     

    米山武義

     

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