JFIR広場

#252
金子 朋広金子 朋広
参加者

    茂木立先生いつもお世話になっております。
    確かに自然寛解するケースは僕も少なからず経験しますが、何年も血尿が消失しなかったのに、EATを開始したら数か月で消失したケースをそれ以上に経験します。血尿が残っている限り、再び蛋白尿が上昇してくることも多々あります。EATを行うことにより血尿が消失する可能性が少なからずあることから、僕はAおよびBのケースでは患者さんにEATを勧めています。完全寛解しないままで経過を観察される患者さんの不安を考えると、出来る限りのことをしたいと考えますよね。完全寛解が得られた時の患者さんの表情を見ると、やはり「幸福度」は医師にとって重要なoutcomeであると思います。

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